提督、オラ!本日はパンアメリカ Tier 6 巡洋艦「アルミランテ・コクラン(Almirante Cochrane)」について解説します。
これまでパンアメリカ艦に乗ってきた提督、お待たせしました。このコクランから、ツリーの真の力が解放されます。 それは「戦闘指令(作戦命令)」の実装です。 敵に主砲を当ててゲージを溜め、Fキーを押すと……なんと消耗品のクールタイムが大幅に短縮されます! これを強力な「特化型修理班」と組み合わせることで、ダメージを受けても即座に回復し、何度も戦場に舞い戻る脅威の粘り強さを発揮します。 攻撃こそ最大の防御。撃ち続けることで生き残る、新しい戦い方を体験しましょう!
史実と来歴:南米の海を愛した「海の狼」の系譜
アルミランテ・コクランは、史実では建造されなかった計画艦、あるいはifの存在です。 ベースとなっているのはイタリア海軍の軽巡洋艦「アブルッツィ級(Duca degli Abruzzi)」。 イタリア艦らしいスタイリッシュな船体に、パンアメリカ独自の改装を施した姿と言えます。 艦名は、ナポレオン戦争の英雄であり、後にチリ海軍やブラジル海軍の司令官として南米独立戦争に大きく貢献したイギリス人、トマス・コクラン提督に由来します。 「海の狼」と恐れられた彼の名は、現在でもチリ海軍の艦艇に代々受け継がれています。
ゲーム内での性能特徴
攻撃面:戦闘指令と優遇AP弾
主砲は152mm連装砲 4基8門です。 イタリア艦ベースですがHE弾も撃てますし、パンアメ特有の「跳弾優遇付きAP弾」が非常に強力です。 しかし、最も重要なのは「戦闘指令」システムです。 主砲を敵に命中させるとゲージが溜まり、満タン時にFキーを押すと、消耗品(修理班など)の準備時間が大幅に短縮されます。 「撃てば撃つほど、次の回復が早く使えるようになる」という攻撃的なサイクルを生み出せます。
防御面:脅威の「スーパーヒール」
コクランの生存性を支えるのが「特化型修理班」です。 通常の修理班よりも回復量と回復速度が圧倒的に高く、瀕死の状態からでもHPの半分近くを一気に回復できます。 バイタルパートさえ抜かれなければ、実質的なHPは戦艦並みと言っても過言ではありません。 ただし、装甲自体は軽巡洋艦なので薄く、集中砲火を受けると回復が追いつかずに沈みます。
機動・隠蔽:イタリア譲りの快速
ベースがイタリア艦なので、速力は35ノットと非常に高速です。 陣地転換や、敵弾を振り切る動きは得意です。 隠蔽性能も特化すれば9km台と優秀。 隠蔽を活かして忍び寄り、AP弾を叩き込んでゲージを溜め、反撃を受けたらスーパーヒールで回復して逃げる。 このヒット・アンド・アウェイがコクランの真骨頂です。
艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り
序盤:ゲージ溜めを最優先
戦闘開始直後は、修理班がまだ準備中、あるいはHPが満タンなので、戦闘指令を使う必要はありません。 しかし、いざという時のために「ゲージを満タンにしておく」ことが重要です。 安全な距離から敵戦艦を撃ち、ゲージを溜めましょう。 ゲージが溜まっていれば、大ダメージを受けても「Fキー発動→即座に修理班使用」というコンボで生存できます。
中盤〜終盤:ゾンビのように粘る
コクランはダメージ交換に非常に強いです。 敵巡洋艦と撃ち合い、お互いにHPが減ったとしても、こちらはスーパーヒールで高速回復できます。 「バイタルだけは絶対に隠す」ことを意識し、多少の被弾は必要経費と割り切って手数を出し続けましょう。 攻撃の手を緩めるとゲージが溜まらず、回復の回転率も落ちてしまいます。
注意点:戦闘指令の維持
戦闘指令のゲージは、一定時間攻撃を当てないと徐々に減少していきます。 戦闘の合間も、可能な限り射撃を続けてゲージを維持(または溜める)意識が必要です。 また、魚雷射程は短いので、無理な雷撃戦は禁物です。
おすすめのアップグレード・艦長スキル
回復能力と消耗品の回転率を極限まで高める構成を推奨します。
アップグレード
- スロット1: 主砲改良1
- スロット2: 機関室防御
- スロット3: 射撃システム改良1
- スロット4: 操舵装置改良1(回避盾性能を高めます)
艦長スキル
- 管理: 最優先です。スーパーヒールの回数を増やさないとコクランの強みが出ません。
- 隠蔽処理専門家: 生存性とポジション取りのために。
- アドレナリン・ラッシュ: HPの増減が激しい艦なので、効果を発揮する場面が多いです。
- 目には目を: 発動条件が少し特殊ですが、消耗品のクールタイムをさらに短縮できるため、パンアメ艦とは相性が良いです(上級者向け)。
提督、アルミランテ・コクランは「回復する快感」を知るための艦です。 敵にダメージを与え、自分は回復する。この理不尽なサイクルで戦場を支配してください!



















