Tier VI 潜水艦 Xin Zhong Guo 14 プレミアム艦

Tier VI 潜水艦 Xin Zhong Guo 14

提督、ニーハオ!本日はパンアジア Tier 6 プレミアム潜水艦「シン・ジョン・グォ 14(Xin Zhong Guo 14)」について解説します。

「パンアジアに潜水艦?」と驚かれる方もいるかもしれません。 この艦は、パンアジア・ツリー初となる潜水艦であり、その最大の特徴は駆逐艦や巡洋艦でお馴染みの「深度魚雷」を搭載していることです。 誘導魚雷でチマチマ削るのではなく、威力の高い深度魚雷で戦艦を一撃で葬り去る。 Tier 6にして「Gato(ガトー)」のような一撃必殺のロマンを持った、非常に攻撃的な潜水艦です。 扱いにはコツがいりますが、ハマった時の爆発力は同格随一ですよ!

史実と来歴:大陸へ渡ったソ連のS型潜水艦

シン・ジョン・グォ 14(新中国14号)の前身は、ソ連海軍が運用していた「S型潜水艦(Srednyaya級)」です。 第二次世界大戦中、ソ連の主力潜水艦としてバルト海などで活躍し、高い評価を得ていました。 戦後の1950年代、中国(中華人民共和国)海軍の創設期において、ソ連から数隻のS型潜水艦が供与されました。 そのうちの1隻がこの「新中国14号」です。 黎明期の中国潜水艦部隊の基礎を築いた、歴史的な艦と言えるでしょう。

ゲーム内での性能特徴

攻撃面:必殺の「深度魚雷」

本艦の最大の武器は、代替魚雷として搭載されている「深度魚雷」です。 駆逐艦と潜水艦には当たりませんが、戦艦・空母に対しては絶大な威力を発揮します。 射程は約10.5kmと長く、ダメージもTier 6としては破格の高さ。 さらに被発見距離が短いため、敵戦艦は魚雷に気づいた時にはもう手遅れです。 一方、通常魚雷(誘導魚雷)は威力・射程ともに控えめですが、対駆逐艦用や自衛用として使い分けることができます。

防御面:隠蔽の悪さに注意

潜水艦としては船体がやや大きく、水上被発見距離は6.4km前後と悪めです。 U-69などの隠蔽が良い潜水艦(5.6km前後)と鉢合わせすると、一方的に見つかって不利になります。 また、バッテリー(潜航能力)の回復速度が遅めなため、無駄な潜航は命取りになります。 「見つからない位置取り」と「バッテリー管理」が生存の鍵です。

機動・隠蔽:水上は速いが水中は遅い

水上速力は31ノットと非常に高速です。 陣地転換や、敵の側面に回り込む動きは得意です。 しかし、水中速力は15ノット程度と遅くなるため、一度潜ると逃げ足は遅くなります。 基本は水上を高速で移動し、接敵直前に潜航して奇襲をかけるスタイルがマッチします。

艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り

序盤:水上走行でポジション確保

開幕は高い水上速力を活かして、敵戦艦の側面や進路を塞ぐ位置へ移動します。 隠蔽が悪いため、敵駆逐艦がいそうなエリアへの正面突破は避けましょう。 敵戦艦が見えたら、深度魚雷の射程(10.5km)ギリギリから流すか、島影を使ってさらに接近し、確実な一撃を狙います。

中盤〜終盤:深度魚雷で戦艦を狩る

本艦の役割は「戦艦キラー」です。 ピンガー(ソナー)を使わずに深度魚雷を流せば、敵は警報が鳴らないため回避行動を取りません。 予測線通りに流すだけで、大ダメージを与えられるチャンスが多いです。 もし駆逐艦に絡まれたら、無理に戦わず、誘導魚雷で牽制しつつ味方の元へ逃げましょう。

注意点:バッテリー切れ=死

バッテリーの回復が遅いため、長時間の潜航は禁物です。 安全な場所ではこまめに浮上し、バッテリーを温存してください。 また、深度魚雷は駆逐艦に当たらないため、至近距離で敵駆逐艦に遭遇すると詰みます。 常にミニマップで敵駆逐艦の位置を把握しておきましょう。

おすすめのアップグレード・艦長スキル

雷撃の威力と、バッテリー効率を高める構成を推奨します。

アップグレード

  • スロット1: 主兵装改良1
  • スロット2: ダメージコントロールシステム改良1
  • スロット3: 潜水艦操舵装置改良1(潜航・浮上速度を上げます)
  • スロット4: 推力改良1(または操舵装置改良1)

艦長スキル

  • 改良型蓄電池: バッテリー容量を増やします。必須級です。
  • アドレナリン・ラッシュ: 魚雷装填速度を上げます。
  • 魚雷手: 深度魚雷のダメージをさらに底上げします。
  • 管理: 消耗品の使用回数を増やします。

提督、シン・ジョン・グォ 14は「魚雷で殴る」楽しさを追求した潜水艦です。 ピンガーを使わない静かなる暗殺術で、敵戦艦を恐怖の底へ沈めてください!