Tier IX 巡洋艦 Andalucía

提督、オラ！本日はスペイン Tier 9 巡洋艦「アンダルシア（Andalucía）」について解説します。

カタルーニャでバースト射撃のコツを掴んだ提督、ここからが本番です。アンダルシアの最大の特徴は、主砲口径が「234mm」へとサイズアップしたことです。たかが30mmの違い？いえいえ、これによりAP弾の貫通力と威力が跳ね上がり、格下の巡洋艦なら角度が付いていても無理やり貫通するほどのパワーを手に入れました。この巨砲で繰り出す「バースト射撃」は、もはや巡洋艦の枠を超えた破壊兵器。情熱の国スペイン南部の名を冠するこの艦で、熱い戦場を支配しましょう！

1 史実と来歴：英国の遺伝子を受け継ぐ超重巡洋艦
2 ゲーム内での性能特徴
3 艦長へのアドバイス：戦場での立ち回り
4 おすすめのアップグレード・艦長スキル
- 4.1 アップグレード
- 4.2 艦長スキル

史実と来歴：英国の遺伝子を受け継ぐ超重巡洋艦

アンダルシアは、史実では建造されなかった計画艦です。 1930年代から40年代にかけて、スペイン海軍はイギリスのヴィッカース社などと密接な関係にあり、多くの艦艇デザインの提供を受けていました。アンダルシアは、イギリスで検討されていた「9.2インチ（234mm）砲搭載型重巡洋艦（後のドレイク級などに繋がる案）」の設計をベースに、スペイン独自のアレンジを加えた「超重巡洋艦」のプランと言えます。実現していれば、地中海最強クラスの水上戦闘艦となっていたことでしょう。

ゲーム内での性能特徴

攻撃面：234mm砲の圧倒的破壊力

主砲は234mm三連装砲 3基9門です。この口径は、Tier 9巡洋艦の中でも最大級の部類に入ります。 HE弾の貫通力も高く、戦艦の甲板装甲を容易に貫通してダメージを与えられます。そして真骨頂はAP弾による「バースト射撃」です。 234mm砲弾の2連射（計18発）がバイタルに刺されば、巡洋艦は一撃で消し飛び、戦艦ですら致命傷を負います。「一発の重み」がこれまでの艦とは段違いです。

防御面：タフだが図体はデカい

船体が大型化したことに伴い、HPはTier 9巡洋艦として十分な量を確保しています。もちろん「修理班」も完備しており、粘り強く戦えます。しかし、船体の巨大化は被弾面積の増加も意味します。特にバイタルパートも大きくなっているため、転舵中に腹を晒すと、戦艦のAP弾が吸い込まれるように命中してしまいます。「攻撃力は上がったが、被弾リスクも上がった」ことを意識しましょう。

機動・隠蔽：重戦車のような挙動

速力は33ノット以上と高速ですが、旋回性能は前級より少し重くなっています。キビキビ動くというよりは、高速で直進してポジションを取り、重い一撃を叩き込むスタイルが向いています。隠蔽性能は特化時で約11.3km〜11.5km前後。巨体の割には優秀ですが、先手を取るには慎重な操艦が求められます。

艦長へのアドバイス：戦場での立ち回り

序盤：234mm砲の圧力をかける

序盤は遠距離〜中距離で、通常射撃をメインに戦います。 234mm砲は単発ダメージが高いため、通常射撃でも十分に敵を削ることができます。特に、敵の軽巡洋艦（16mm装甲を持つ艦など）に対しては、角度に関係なく強制貫通できる場合があるため、積極的にAP弾を狙っていきましょう。

中盤〜終盤：必殺のバースト・スナイプ

アンダルシアが最も輝くのは、敵がミスをした瞬間です。敵巡洋艦が転舵したり、戦艦が腹を見せたりした瞬間にバースト射撃を叩き込みましょう。 234mm砲の威力なら、多少距離があってもバイタルを貫通可能です。リロード時間は長くなりますが、その一撃で敵を沈めきれば問題ありません。「確殺ライン」を見極める眼力が試されます。