提督、オラ!本日はスペイン Tier 8 巡洋艦「カタルーニャ(Cataluña)」について解説します。
アストゥリアスで「バースト射撃は強いけど、撃たれ弱くて……」と嘆いていた提督、お待たせしました。 カタルーニャからは、ついに重巡洋艦の嗜みである「修理班」が装備されます! これにより、多少のダメージなら回復して戦線に復帰できるようになり、アグレッシブな運用が可能になりました。 主砲も順当に強化され、バースト射撃の瞬間火力はさらに凶悪に。 走攻守のバランスが整ったこの艦で、地中海の覇者を目指しましょう!
史実と来歴:イタリアの技術が息づく幻の設計案
カタルーニャは、史実では建造されなかった計画艦です。 スペイン内戦後、海軍の再建を目指したスペインが、イタリアのアンサルド社に設計を依頼した重巡洋艦の案に基づいています。 そのため、外観はイタリア巡洋艦(ザラ級など)に似た、非常にスマートで美しいシルエットを持っています。 艦名はスペイン北東部の自治州「カタルーニャ」から。独自の文化と歴史を持つ情熱的な土地の名を冠し、戦場を華麗に彩ります。
ゲーム内での性能特徴
攻撃面:強力なAP弾と進化したバースト射撃
主砲は203mm連装砲 4基8門を搭載しています。 門数こそアストゥリアスと同じですが、装填速度や弾道特性が向上しており、扱いやすさが増しています。 そしてスペイン艦の切り札「バースト射撃」も健在。 2斉射分の弾薬を高速連射する能力は、隙を見せた敵巡洋艦を一瞬で瀕死に追い込む破壊力を持っています。 AP弾の貫通力も高く、Tier 8戦場でも十分に通用する火力です。
防御面:修理班の恩恵は絶大
カタルーニャ最大の強化点は、消耗品「修理班(回復)」の追加です。 これまでのスペイン艦はHPが減るとジリ貧でしたが、カタルーニャは回復しながら粘り強く戦うことができます。 装甲自体は標準的な25mm(艦首・艦尾)なので、戦艦のAP弾には注意が必要ですが、バイタルパートは比較的コンパクトにまとまっています。
機動・隠蔽:快速を活かしたポジション取り
速力は33ノットと高速で、陣地転換に困ることはありません。 隠蔽性能も特化すれば11km前後と、重巡洋艦としては標準的かやや良い部類です。 この機動力を活かし、バースト射撃を叩き込める最適なポジション(敵の側面など)へ素早く移動することが重要です。
艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り
序盤:通常射撃でDPMを維持
バースト射撃は強力ですが、使用後の長いリロード時間は大きな隙となります。 序盤の探り合いや、敵がまだ多い状況では、無理にバーストを使わず「通常射撃」で着実にダメージを稼ぐのが賢明です。 カタルーニャの通常射撃DPMは決して低くありません。焦らず好機を待ちましょう。
中盤〜終盤:APバーストで「処刑」する
敵巡洋艦との1対1や、戦艦が転舵するタイミングを見つけたら、いよいよバースト射撃の出番です。 AP弾に切り替え、敵のバイタルを目掛けて2連射を叩き込みましょう。 ズドン、ズドン!とバイタルリボンが並ぶ爽快感は格別です。 撃ち終わったらすぐに島影に入るか、引き撃ちの姿勢でリロード時間をやり過ごしてください。
注意点:ヘイト管理を忘れずに
修理班があるとはいえ、集中砲火を受ければ沈みます。 特にバースト射撃中は「撃つこと」に夢中になり、足が止まったり腹を晒したりしがちです。 「撃つ前に、撃った後の逃げ道を考える」。 これがカタルーニャで生き残るための鉄則です。
おすすめのアップグレード・艦長スキル
隠蔽と生存性、そしてバースト射撃の精度を高める構成を推奨します。
アップグレード
- スロット1: 主砲改良1
- スロット2: 機関室防御
- スロット3: 射撃システム改良1(バーストの全弾命中を狙うために必須です)
- スロット4: 操舵装置改良1(または推力改良1)
- スロット5: 隠蔽システム改良1(生存性と奇襲のために必須です)
艦長スキル
- 隠蔽処理専門家: 最優先スキルです。
- 管理: 貴重な修理班の回数を増やします。
- 装填手: バースト射撃の弾種切り替えにも有効です。
- アドレナリン・ラッシュ: リロード短縮に。
- 最上級砲手: 敵が近くにいる時の装填速度を上げます。
提督、カタルーニャは「攻め」と「守り」のバランスが取れた良艦です。 修理班という保険を手に、大胆かつ繊細なバースト射撃で敵を圧倒してください!



















