★ 超巡洋艦 Annapolis

提督、お疲れ様です！本日はアメリカの超巡洋艦（Tier 11相当）「アナポリス（Annapolis）」について解説します。

あの「デモイン」の連射力に、さらなる火力が加わったらどうなるか……想像したことはありますか？アナポリスは、デモイン級の船体を拡大し、主砲を1基追加して「12門」にした艦です。これだけでも脅威ですが、さらに恐ろしいのが超艦艇専用のギミック「バースト射撃」です。ボタン一つで、デモイン砲の雨を「3連射」で叩き込む。その瞬間火力は、駆逐艦を一瞬で消し去り、戦艦のHPを数秒で半分奪うほど。アメリカ重巡洋艦の頂点に君臨する、圧倒的なパワーを体感しましょう。

1 史実と来歴：デモイン級の拡大発展型
2 ゲーム内での性能特徴
3 艦長へのアドバイス：戦場での立ち回り
4 おすすめのアップグレード・艦長スキル
- 4.1 アップグレード
- 4.2 艦長スキル

史実と来歴：デモイン級の拡大発展型

アナポリスは、史実には存在しないWoWSオリジナルの超艦艇です。そのコンセプトは、デモイン級重巡洋艦（CA-134）の設計をベースに、より強力な火力を求めて船体を大型化した「拡大発展型」です。もし冷戦期において、ミサイルではなく艦砲による水上打撃力が重視され続けていたら、このような「スーパー・デモイン」が海を支配していたのかもしれません。艦名は、アメリカ海軍兵学校の所在地であるメリーランド州アナポリスに由来する、非常に名誉ある名前です。

ゲーム内での性能特徴

攻撃面：12門の暴力と必殺のバースト射撃

アナポリスの通常火力は、デモインと同じ5.5秒装填の203mm砲を12門（4基）搭載しています。デモインより3門増えただけでDPM（分間ダメージ）は跳ね上がり、通常射撃だけでも最強クラスです。そして最大の特徴が「バースト射撃（Fキー）」。発動すると、装填時間1秒間隔で3回分の斉射を連続で行います。合計36発のSHS（超重量徹甲弾）が、わずか2秒の間に敵艦へ殺到する様は圧巻。甘い動きを見せた敵を一瞬で粉砕するジョーカーとして機能します。

防御面：デモイン譲りの弱点も継承

HPは増えましたが、船体装甲はデモインと同じ27mm（一部30mm）です。つまり、406mm以上の戦艦砲には角度に関係なく強制貫通されてしまいます。船体が大きくなった分、被弾面積も増えており、平地で撃たれるとデモイン以上に脆さを感じることがあります。「火力は上がったが、撃たれ弱さは変わらない」という点を意識し、島裏や地形を利用した立ち回りが重要です。

機動・隠蔽：巨体ゆえの鈍重さ

大型化の弊害として、機動力と隠蔽性能はデモインより悪化しています。特に隠蔽は特化しても10km台後半〜11kmとなり、レーダー射程（10km）よりも広くなっています。隠蔽レーダーができないため、駆逐艦を捕まえるには島を使ったり、味方の視界を利用したりする工夫が必要です。転舵も重くなっているため、早めの回避行動が求められます。

艦長へのアドバイス：戦場での立ち回り

序盤：バースト射撃で「わからせる」

アナポリスのバースト射撃は、序盤の駆逐艦処理において最強の武器です。レーダーで捉えた敵駆逐艦に対し、バースト射撃でHE弾を3連射すれば、回避する間もなく致命傷（あるいは撃沈）を与えることができます。また、転舵中の巡洋艦にAP弾をバースト射撃すれば、一瞬でバイタルを抜き去り、敵の数を減らすことができます。「ここぞ」という場面で確実にFキーを押す判断力が、スコアを伸ばす鍵です。

中盤〜終盤：DPMお化けとして君臨

バースト射撃は強力ですが、使用後は長いクールタイム（約40秒前後）が発生します。クールタイム中はDPMが落ちるため、敵戦艦との殴り合いなど継続火力が必要な場面では、あえてバーストを使わず「通常射撃」で戦う方が強い場合も多いです。 12門の投射量を活かし、燃やして削る基本戦術を徹底しましょう。敵が修理班を使ったり、腹を見せたりした瞬間にだけバーストを切る、メリハリのある運用が理想です。