提督、お疲れ様です!本日は日本 Tier 6 駆逐艦「初春(Hatsuharu)」について解説します。
同格の「吹雪」が魚雷特化のバラ撒きタイプだとすれば、この初春は「隠蔽とバランスのテクニシャン」です。 特筆すべきは、Tier 6駆逐艦として最高峰の隠蔽性能。 敵の吹雪や他国駆逐艦を先に見つけ、有利な位置から魚雷を流し、いざとなれば主砲で反撃する。 睦月までの「撃ったら負け」という常識を覆し、状況に応じて主砲も使いこなす、一歩大人の駆逐艦運用が求められる艦です。
史実と来歴
初春型駆逐艦は、ロンドン海軍軍縮条約の制限下で建造された、条約型駆逐艦の第一陣です。 「吹雪型並みの武装を、もっと小さな船体に詰め込む」という無茶な要求に応えて設計されましたが、案の定トップヘビー(重心が高すぎる)となり、復原性能に問題を抱えてしまいました。 その後、大規模な改装工事を行い、武装を一部撤去してバランスを改善。 WoWSに登場するのは、この改装後の姿です。苦難の歴史を背負いつつも、大戦を通じて船団護衛などに尽力した働き者です。
ゲーム内での性能特徴
攻撃面:使える主砲と選択式の消耗品
初春の武装は、127mm砲が5門(連装2基+単装1基)と、3連装魚雷発射管が2基です。 魚雷の門数は吹雪(9門)に劣りますが、注目すべきは主砲の旋回性能と弾道です。 睦月型に比べて格段に狙いやすく、瀕死の敵駆逐艦を沈めるだけの十分な火力を持っています。 また、消耗品「発煙装置」を「魚雷装填ブースター」に変更することも可能です(※生存性が下がるため上級者向けですが、瞬間火力は跳ね上がります)。
防御面:小柄な船体による回避盾
HPは標準的ですが、船体が吹雪よりもコンパクトにまとまっています。 これにより被弾面積が小さく、敵弾を回避しやすいのがメリットです。 とはいえ駆逐艦ですので、巡洋艦に見つかるとすぐに溶けます。過信は禁物です。
機動・隠蔽:吹雪を凌駕する隠密性
初春最大の武器は、特化時約5.8kmという隠蔽性能です。 同格の吹雪(約6.1km)よりも300mほど良く、Tier 6帯では最強クラスのステルス性を誇ります。 この「先手を取れる」というアドバンテージは絶大で、偵察戦において常に優位に立つことができます。 機動力も転舵が軽く、魚雷回避や細かい位置調整が得意です。
艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り
序盤:隠蔽差でスポット勝ちを狙う
開幕はCAPエリアや敵駆逐艦がいそうな場所へ向かいます。 5.8kmの隠蔽を活かし、敵駆逐艦(特に吹雪やファラガットなど)を一方的に発見し、味方に撃ってもらいましょう。 魚雷射程も10kmあるため、スポットしながら安全圏から魚雷を流すことができます。 「見つからずに見る」動きを徹底してください。
中盤〜終盤:主砲解禁のタイミング
初春の主砲は「飾り」ではありません。 中盤以降、HPが減った敵駆逐艦や、こちらを見ていない巡洋艦に対しては、積極的に主砲を使ってダメージを稼ぎましょう。 特に、敵駆逐艦との1対1で、相手が発砲して見つかっているが、こちらは隠蔽状態…という場面では、初弾を確実に当ててから撃ち合いに持ち込むことで有利に立てます。
注意点:魚雷門数の少なさ
魚雷が2基6門しかないため、吹雪のような「面制圧(ばら撒き)」は苦手です。 適当に流しても当たりにくいため、敵の進路をしっかりと予測し、必中を狙って流す必要があります。 「質より量」の吹雪に対し、初春は「量より精度」で勝負しましょう。
おすすめのアップグレード・艦長スキル
隠蔽を極め、主砲と魚雷のバランスを取る構成を推奨します。
アップグレード
- スロット1: 主砲改良1
- スロット2: 機関室防御
- スロット3: 射撃システム改良1(主砲と魚雷、両方の精度と旋回を向上させます)
- スロット4: 推力改良1
艦長スキル
- 隠蔽処理専門家: 初春の最大の武器を磨くために必須です。
- 無線方向探知: 隠蔽が良い艦と相性抜群です。敵の位置を特定し、先手を取ります。
- 最後の抵抗: 必須スキルです。
- アドレナリン・ラッシュ: 装填速度を上げ、撃ち合いと雷撃回転率を強化します。
提督、初春は「いぶし銀」の活躍ができる艦です。 派手な弾幕はありませんが、その高い隠蔽能力でチームの目を守り、ここぞという時に刺す。 玄人好みの戦場支配を楽しんでください!



















