TierⅢ 戦艦 河内

TierⅢ 戦艦 河内

提督、お疲れ様です! 本日は日本戦艦ツリーのスタート地点、Tier 3 戦艦「河内(Kawachi)」について解説します。

「戦艦といえば、主砲が全部真ん中に並んでいるもの」だと思っていませんか? この河内は違います。なんと、船体の横にも主砲が付いているのです! この独特な配置と、鈍足ながらも重厚なボディ。 扱いには少しコツがいりますが、接近戦で敵を粉砕した時の快感は格別です。 日本戦艦の原点にして、個性派のこの艦を乗りこなしていきましょう。

史実と来歴:日本初の「ドレッドノート」

河内は、日本海軍が初めて自国で建造した「ドレッドノート級戦艦(弩級戦艦)」です。 日露戦争の戦訓を取り入れ、当時世界を驚かせたイギリスの「ドレッドノート」に対抗すべく設計されました。 最大の特徴は、30.5cm連装砲を6基12門も搭載していること。 ただし、これらを効率よく配置する技術がまだ発展途上だったため、「亀甲型(六角形)」に配置されています。 この設計は、当時の世界の流行を取り入れたものであり、近代戦艦へと進化する過渡期の貴重な姿を今に伝えています。

ゲーム内での性能特徴

攻撃面:全門斉射できない!?独特の砲配置

主砲は305mm連装砲を6基、計12門搭載しています。 しかし、六角形配置のため、片舷に指向できるのは最大で8門までです。 反対側の砲塔は、敵が反対側にいない限り遊兵となってしまいます。 その代わり、左右どちらに敵が現れても即座に対応できるというメリットもあります。 また、射程距離が非常に短いのが最大の弱点です。初期状態では巡洋艦にも射程負けしてしまうため、いかにして敵に近づくかが課題となります。

防御面:HE弾の雨に注意

装甲はTier 3戦艦としては標準的で、同格戦艦のAP弾(徹甲弾)に対しては、角度をつければそれなりに耐えられます。 しかし、上部構造物が大きく、装甲の隙間も多いため、セントルイスなどの手数の多い巡洋艦からHE弾(榴弾)を浴びせられると、火災とダメージであっという間にHPが削られてしまいます。

機動・隠蔽:とにかく遅い

速力は20ノットと、この時代の戦艦としては標準的ですが、現代の感覚からすると非常に遅いです。 一度向かう方向を決めたら、戦場の反対側へ移動し直すのはほぼ不可能です。 「どこに進めば敵と戦えるか」という初期配置の判断が非常に重要になります。

艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り

序盤:島を使って接近する

河内の射程は短いため、開けた海で撃ち合うと、敵に一方的に撃たれて終わってしまいます。 序盤は、島影を利用して敵の射線を切りつつ、少しずつ距離を詰めましょう。 目指すは10km以内の交戦距離です。ここまで近づけば、河内の305mm砲は十分な貫通力を発揮します。

中盤〜終盤:船体をくねらせて撃つ

河内の主砲配置を活かすには、「蛇行運転」が有効です。 右舷の敵を撃った後、少し左へ転舵して、今まで撃てなかった左舷側の砲塔の射角に敵を入れる…といった芸当も可能です(操作は忙しいですが)。 基本的には、敵に対して斜めの姿勢(防御姿勢)を維持し、使用可能な8門の主砲で着実にダメージを与えていきましょう。

注意点:孤立は死を招く

足が遅く、射程も短いため、味方から離れて孤立すると、敵の巡洋艦や駆逐艦にカモにされてしまいます。 常に味方の集団と行動し、自分を守ってもらいながら、得意の近距離火力を敵戦艦に叩き込むのが勝利への近道です。

おすすめのアップグレード・艦長スキル

生存性を高め、接近戦での取り回しを良くする構成を推奨します。

アップグレード

  • スロット1: 主砲改良1(接近戦が多いので、主砲が壊れないように保護します)
  • スロット2: ダメージコントロールシステム改良1(火災発生率を少しでも下げます)

艦長スキル

  • 緊急修理専門家: 修理班(回復)の使用回数を増やし、粘り強く戦います。河内にとって最も重要なスキルです。
  • グリスアップ: 主砲の旋回速度を上げます。接近戦や蛇行運転をする際に、砲塔が追いつくようになります。
  • 敵弾接近警報: 遠距離からの砲撃に気づき、少しでも被弾を減らすために役立ちます。

提督、河内は決して最強の戦艦ではありませんが、「戦艦の歴史」を感じられるロマンあふれるフネです。 この艦で「近づいて撃つ」「耐える」という戦艦の基本をマスターし、その先にある大和への道を切り拓いてください!