TierⅦ 巡洋艦 雄物

TierⅦ 巡洋艦 雄物

提督、お疲れ様です! 本日は日本 Tier 7 巡洋艦「雄物(Omono)」について解説します。

これまで機動力と魚雷で勝負してきた日本軽巡ツリーですが、この雄物からは「主砲火力」も一級品になります。 3連装砲塔を4基、合計12門という重武装。これは同格の軽巡洋艦の中でもトップクラスの投射量です。 燃やしてよし、魚雷を流してよし。攻撃の選択肢が増え、戦場の支配者としての風格が出てきたこの艦の扱い方を、私と一緒に見ていきましょう。

史実と来歴

雄物は、史実では建造されなかった計画艦です。 1930年代、日本海軍がロンドン海軍軍縮条約の枠内で最大限の戦力を確保しようとした時期に検討された、重武装の軽巡洋艦(後の最上型や利根型のベースとなる設計案の一つ)がモデルと考えられます。 船体に対して不釣り合いなほど強力な武装を積み込む、日本海軍特有の「個艦優越」思想が色濃く反映されたデザイン。 艦名は秋田県を流れる一級河川「雄物川」に由来しています。その名の通り、大河のような弾幕を敵に浴びせることができます。

ゲーム内での性能特徴:最上型への架け橋

攻撃面:12門の斉射と13km魚雷

雄物の最大の魅力は、155mm三連装砲を4基12門搭載している点です。 Tier 8の最上(155mm砲搭載時)に近い弾幕を、Tier 7で撃てるというのは非常に強力。 HE弾(榴弾)の威力と発火率は日本艦らしく優秀で、戦艦をあっという間に火だるまにできます。 そして魚雷も強化され、射程は13kmに達しました。 発射管は4連装が2基(片舷1基ずつ)と少なめですが、射角が非常に良く、特に後方への射角が優秀なため、引き撃ちしながら流すのに最適です。

防御面:被弾面積が増大

火力を得た代償として、船体が大型化し、被弾しやすくなっています。 装甲は依然として薄く、バイタルパートも大きいため、敵戦艦に横腹を見せると一撃で轟沈するリスクがあります。 特に旋回時の船体の傾きでバイタルが露出しやすいため、転舵のタイミングには細心の注意が必要です。

機動・隠蔽:軽快さは健在

船体は大きくなりましたが、速力は36ノット近く出せるため、機動力は優秀です。 隠蔽性能も良好で、先手を取って有利なポジション(引き撃ち態勢)を作ることは難しくありません。 この「速力」と「隠蔽」を活かし、敵との距離を常にコントロールすることが生存への鍵です。

艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り

序盤:遠距離からの弾幕と「置き魚雷」

序盤は、射程ギリギリや、味方の視界を活かせる位置から12門の主砲で弾幕を張ります。 敵戦艦の進路上に13km魚雷を流しておくことも忘れずに。忘れた頃に命中し、浸水ダメージを稼いでくれます。 雄物の主砲は弾道が素直なので、遠距離の駆逐艦を狙うのも効果的です。12門の斉射が当たれば、駆逐艦はひとたまりもありません。

中盤〜終盤:徹底した引き撃ち

雄物の基本スタイルは、敵に艦尾を向けた状態での「引き撃ち(カイト)」です。 後方射角の良い魚雷と、全門斉射できる主砲を活かし、追ってくる敵を燃やしながら逃げます。 船体を左右に振り、敵弾を回避しながら一方的にダメージを与え続けましょう。 「敵が追いかけたくなくなる」ような嫌らしい動きができれば合格です。

注意点:前に出るのは苦手

攻撃力が高いので前に出たくなりますが、装甲が薄いため、集中砲火を受けると脆いです。 島影に隠れて撃つ(島裏射撃)か、引き撃ちできるスペースがある場所で戦いましょう。 孤立して敵に囲まれると、自慢の火力も発揮できずに沈んでしまいます。

おすすめのアップグレード・艦長スキル

主砲の火力と、得意の引き撃ちを強化する構成を推奨します。

アップグレード

  • スロット1: 主砲改良1
  • スロット2: エンジンブースト改良1(持っていれば推奨。機動力を底上げします)または 機関室防御
  • スロット3: 射撃システム改良1
  • スロット4: 操舵装置改良1(回避行動をスムーズにするために重要です)

艦長スキル

  • 隠蔽処理専門家: 必須です。
  • 榴弾の慣性信管 (IFHE): 155mm砲の貫通力を上げ、同格戦艦(装甲26mm)へのダメージを安定させます。ただし火災率は下がるので、着火重視なら取らなくてもOKです。初心者は取らない方が火災ダメージを稼ぎやすいかもしれません。
  • アドレナリン・ラッシュ: 手数をさらに増やします。
  • 管理: ソナーや対空防御砲火を増やします。

提督、雄物の12門斉射は、トリガーを引くたびに爽快感が走ります。 火力と魚雷、そして速力。全てを兼ね備えたこの艦で、Tier 7の海を支配してください!