TierⅤ 巡洋艦 KOTOVSKY

TierⅤ 巡洋艦 KOTOVSKY

提督、ズドラーストヴィチェ! 本日はソ連 Tier 5 巡洋艦「コトフスキー(Kotovsky)」について解説します。

Tier 4までのクラシックなスタイルから一転、非常にスマートで近代的な外観になりましたね。 この艦から、ソ連巡洋艦の代名詞である「長射程・高速弾・紙装甲」という特性がはっきりと現れ始めます。 当たるけど脆い、速いけど曲がらない。そんな尖った性能を愛する提督のために、コトフスキーの必勝マニュアルをお届けします。

史実と来歴:近代巡洋艦への過渡期

コトフスキーは、実際に建造された艦ではなく、1930年代後半に計画された設計案(プロトタイプ)の一つです。 当時、ソ連海軍は「キーロフ級」に続く新しい軽巡洋艦を模索しており、その過程で生まれたデザインがベースになっています。 152mm砲を連装砲塔に収め、高速力を発揮するための機関部を搭載したその姿は、後のTier 6「ブョーンヌイ」やTier 7「ショールス」へと続くソ連軽巡洋艦の始祖と言える存在です。

ゲーム内での性能特徴

攻撃面:長射程レールガンと8km魚雷

主砲は152mm連装砲を4基、計8門搭載しています。 最大の特徴は、ソ連特有の「レーザーのような弾道(レールガン)」です。 弾速が非常に速く、遠距離の敵にも照準通りの場所へスッと飛んでいきます。偏差(見越し)を少なく取っても当たるため、駆逐艦処理から戦艦への着火まで、あらゆる局面でストレスなく攻撃できます。 そして驚くべきは魚雷です。このTier帯のソ連艦としては珍しく、射程8kmという長射程魚雷を持っています。 隠蔽雷撃こそできませんが、引き撃ちの際に後ろへ流したり、煙幕内の敵を牽制したりするのに非常に有用です。

防御面:触れれば砕けるガラス細工

攻撃性能が優秀な反面、防御力は「紙」です。 装甲は非常に薄く、バイタルパート(防郭)も巨大で海面上に露出しています。 戦艦のAP弾はもちろん、同格巡洋艦に腹を見せただけでも、あっさりとバイタルを抜かれて轟沈します。 「被弾=死」と心得て、装甲には一切期待しない立ち回りが求められます。

機動・隠蔽:快速だが曲がらない

速力は35.5ノットと、Tier 5巡洋艦としてはトップクラスの快速を誇ります。 この速力を活かして、有利な射程距離を維持し続けることが生存の鍵です。 一方で、ソ連艦の宿命である「転舵半径の大きさ(小回りが利かない)」という弱点もここから始まります。 魚雷を避ける際や、島を曲がる際には、早め早めの操作が必要です。

艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り

序盤:最大射程でアウトレンジ

装甲が薄いため、前に出るのは厳禁です。 序盤は射程ギリギリ(14km〜15km付近)に位置取り、自慢のレールガンで敵戦艦や巡洋艦を狙撃しましょう。 弾道が良いので、この距離でも十分に命中が見込めます。 敵がこちらを狙ってきたら、自慢の速力で距離を取り、弾を避けてください。

中盤〜終盤:止まらず撃ち続けろ

コトフスキーの戦い方は、常に動き続ける「機動戦」です。 足を止めたり、島裏に引きこもったりするよりも、広い海で加減速と転舵を繰り返しながら撃ち続ける方が、この艦の強みを活かせます。 もし敵が追撃してきたら、8km魚雷をばら撒いて牽制しましょう。

注意点:転舵中の隙を晒さない

船体が長く、装甲が薄いため、転舵中(船を回している最中)が最も危険です。 敵戦艦が発砲した瞬間に大きく舵を切ると、側面を晒して一撃死するリスクがあります。 転舵は「敵が撃った後(装填中)」か「隠蔽状態に入ってから」行うのが鉄則です。

おすすめのアップグレード・艦長スキル

脆さをカバーし、得意の砲撃戦を強化する構成を推奨します。

アップグレード

  • スロット1: 主砲改良1
  • スロット2: 機関室防御(足が止まったら終わりの艦です。必須級です)
  • スロット3: 射撃システム改良1(精度をさらに高め、全弾命中を狙います)

艦長スキル

  • グリスアップ: 砲塔旋回が少し遅めなので、機動戦を行うために取得しておくと快適です。
  • 榴弾の慣性信管 (IFHE): 152mm砲の貫通力を上げ、格上戦艦へのダメージを通しやすくします。Tier 5はTier 7ともマッチングするため、非常に有効です。
  • 最後の抵抗: エンジン破損時の保険として必須です。
  • 隠蔽処理専門家: 生存性を上げるために、ポイントが溜まったら最優先で取りましょう。

提督、コトフスキーはその速さと精密な射撃で、戦場を支配できるポテンシャルを秘めています。 「当たらなければどうということはない」を地で行くスリリングな戦いを、ぜひ楽しんでください!