提督、ズドラーストヴィチェ! 本日はソ連(ロシア帝国) Tier 4 巡洋艦「スヴェトラーナ(Svietlana)」について解説します。
前級までのレシプロ機関から、ついに「蒸気タービン」へと動力を一新した記念すべき艦です。 この艦の魅力は、船体の至る所に設置された砲門から繰り出される弾幕と、ここから解禁される「魚雷」による接近戦能力。 少し癖のある主砲配置ですが、使いこなせば全方位に火の雨を降らせることができます。さあ、近代化への第一歩を踏み出しましょう!
史実と来歴:未完に終わるはずだった悲運の艦
スヴェトラーナは、ロシア帝国海軍が初めて建造した「タービン軽巡洋艦」です。 第一次世界大戦前に起工されましたが、戦争の勃発やロシア革命の混乱により工事は中断。長い間、船体は放置されていました。 その後、ソビエト連邦海軍の手によって「プロフィンテルン」と改名されてようやく完成。後に艦名を戻されました。 帝政ロシアの設計思想と、ソ連の執念が組み合わさって生まれた、歴史の荒波を越えてきたフネなのです。
ゲーム内での性能特徴
攻撃面:どこからでも撃てる15門の主砲
スヴェトラーナは、130mm単装砲をなんと15基も搭載しています。 船体の周囲をぐるりと囲むように砲が配置されているため、敵に対してどんな角度をとっていても、常に多数の砲門を指向できます。 ソ連特有の「弾速の速い弾(レールガン)」は健在で、動く敵にもバシバシ当たります。 そして、この艦からついに魚雷(射程5km)が搭載されます! 射程は短いですが、島影での遭遇戦や、肉薄してきた敵戦艦への最後の一撃として非常に強力な武器になります。
防御面:喫水が低く当てにくい
防御力自体はTier 4軽巡洋艦らしく薄いですが、スヴェトラーナは船体が細長く、喫水(水面に出ている部分)が非常に低いのが特徴です。 敵からすると的が小さく見えるため、遠距離では意外と弾が当たりません。 ただし、横っ腹を見せれば簡単にバイタル(防郭)を抜かれるのは他艦と同じです。被弾面積の小ささを過信せず、常に回避行動を取りましょう。
機動・隠蔽:最高速力29ノットの快速
タービン機関のおかげで、速力は29ノットを発揮します。 同格の巡洋艦の中では十分に高速で、陣地転換や撤退もスムーズに行えます。 転舵性能も悪くありませんが、船体が長いため旋回半径は少し大きめに感じるかもしれません。
艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り
序盤:引き撃ち(カイト)の練習を
スヴェトラーナの主砲配置は、実は「引き撃ち(逃げながら撃つ)」に非常に適しています。 後ろ向きに撃てる砲が多く、逃げながら左右に船体を振るだけで、絶え間なく弾幕を浴びせることができます。 序盤は敵艦隊と適度な距離(10km〜12km)を保ち、HE弾で着火しながら逃げる戦法を徹底しましょう。
中盤〜終盤:AP弾と魚雷のコンボ
中盤以降、敵巡洋艦と近距離戦になったら、AP弾(徹甲弾)の出番です。 ソ連の130mm砲はAP弾の貫通力が高く、横を向けた敵巡洋艦のバイタルを軽々と貫きます。 また、島影を利用して敵戦艦に接近し、5km魚雷をお見舞いするのも有効です。ただし、魚雷射程は短いので、あくまで「チャンスがあれば」狙う程度に留めましょう。
注意点:砲塔旋回が遅い
スヴェトラーナの最大の弱点は、主砲の旋回速度が遅いことです。 急激な転舵を行うと、砲塔が追いつかずに射撃チャンスを逃すことがあります。 「次にどちらへ撃つか」を予測し、あらかじめ砲塔を回しておく(砲旋回ロックを活用する)技術が求められます。 この癖は、この後のソ連巡洋艦ツリーでもしばらく続く課題なので、今のうちに慣れておきましょう。
おすすめのアップグレード・艦長スキル
遅い砲塔旋回を補い、火力を維持するための構成を推奨します。
アップグレード
- スロット1: 主砲改良1
- スロット2: 機関室防御(軽巡洋艦の命綱です。足が止まると即沈没につながります)
艦長スキル
- グリスアップ: 最優先スキルです。これがないと砲塔旋回が遅すぎてストレスが溜まります。
- 最後の抵抗: エンジンや舵が壊れても動き続けるために必須です。
- 火災誘発: 手数の多さを活かし、さらに燃やしやすくします。
- 管理: (※将来的に消耗品が増えることを見越して取るのもありですが、Tier 4段階では攻撃スキル優先でOKです)
提督、スヴェトラーナは独特の砲配置と魚雷を持った、噛めば噛むほど味が出る艦です。 「逃げながら撃つ」という巡洋艦の基本テクニックを、この艦でしっかりとマスターしてくださいね!



















