提督、ズドラーストヴィチェ! 本日はソ連(ロシア帝国) Tier 2 巡洋艦「ノヴィーク(Novik)」について解説します。
一見すると古風な煙突が並ぶ船ですが、侮ってはいけません。 このノヴィークは、その後の巡洋艦の歴史を大きく変えた「伝説の船」なのです。 WoWSにおいても、その高い機動力と絶え間ない砲撃能力は健在。 戦場を支配する「速さと手数のコンビネーション」を、私と一緒に学んでいきましょう。
史実と来歴:近代軽巡洋艦の「母」
ノヴィークは、日露戦争の少し前、1900年にドイツで建造されロシア帝国海軍に引き渡されました。 当時の世界中の海軍関係者を驚愕させたのは、その25ノットを超える速力です。 当時としては異次元の速さであり、「偵察巡洋艦」という新しいカテゴリーを確立しました。 あの有名な日露戦争にも参加し、コルサコフ海戦などで奮戦。その設計思想は、後の各国の軽巡洋艦開発に多大な影響を与えたと言われています。まさに近代巡洋艦の「母」とも言える存在なのです。
ゲーム内での性能特徴
攻撃面:優秀な120mm速射砲
ノヴィークの武器は、船体各所に配置された120mm単装砲です。 特筆すべきは、ソ連艦特有の「弾道の良さ」と「装填速度」です。 同格の他国艦に比べて弾が真っ直ぐ飛び、かつ次々と発射できるため、動いている敵駆逐艦や巡洋艦に弾を当てるのが非常に得意です。 HE弾(榴弾)の威力も十分で、遠距離から敵を燃やし続ける「放火魔」としての才能があります。 なお、史実では魚雷を積んでいましたが、ゲーム内のTier 2仕様では魚雷は搭載していません。砲撃一本で戦う潔さが求められます。
防御面:意外と粘れる防護巡洋艦
分類上は「防護巡洋艦」であり、バイタルパート(防郭)が海面付近の傾斜甲板で守られています。 そのため、真正面や真横からAP弾(徹甲弾)を受けても、意外とバイタルを抜かれにくい構造になっています。 HPも低くはないため、適切な角度で受ければ、同格との撃ち合いでもしぶとく生き残ることができます。
機動・隠蔽:Tier 2屈指の快速
ノヴィーク最大の長所は、やはりその速力です。 25ノットという速度は、現代の視点では遅く見えますが、Tier 2の戦場ではトップクラスの俊足です。 敵の戦艦や防護巡洋艦が追いつけない速度で移動し、有利な距離(射程ギリギリ)を保ちながら一方的に攻撃することが可能です。
艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り
序盤:距離を保って弾幕を張る
ノヴィークの定位置は、敵艦隊から10km前後離れた場所です。 自慢の速力を活かして距離を調整し、敵の弾が当たりにくい位置から120mm砲の雨を降らせましょう。 弾道が素直なので、遠距離でもしっかりと命中させることができます。
中盤〜終盤:駆逐艦キラーとして
装填が速く、弾速も速いノヴィークは、駆逐艦の天敵です。 中盤以降、味方を脅かす敵駆逐艦を見つけたら、優先的に狙ってください。 魚雷を持っていないため接近戦での一撃必殺はできませんが、確実に削り殺す能力は非常に高いです。
注意点:魚雷がないことを忘れない
接近戦になった際、こちらには魚雷がないため、HPがフルの敵戦艦と刺し違えるような戦いはできません。 「肉薄して魚雷で逆転」という選択肢がないことを常に頭に入れ、HPが尽きる前に距離を取って逃げる(カイト戦法)判断が重要です。
おすすめのアップグレード・艦長スキル
主砲性能を底上げし、快適な砲撃戦を行うための構成を推奨します。
アップグレード
- スロット1: 主砲改良1(主砲が命の艦です。機能停止を防ぎましょう)
艦長スキル
- グリスアップ: 乱戦時に砲塔の回転が追いつくようにします。
- 火災誘発: 手数が多いので、火災発生率を上げることでダメージ効率が良くなります。
- 敵弾接近警報: 遠距離戦での回避行動をサポートしてくれます。
提督、ノヴィークはその歴史的背景を知ると、より愛着が湧く艦です。 100年以上前の海を驚かせたそのスピードで、現代のWoWSの海も駆け抜けてください!



















