TierⅩ 巡洋艦 WORCESTER

TierⅩ 巡洋艦 WORCESTER

提督、Hello! 本日はアメリカ Tier 10 巡洋艦「ウースター(Worcester)」について解説します。

長く険しいアメリカ軽巡洋艦ツリーを登り詰めた提督だけが手にできる、最強の「弾幕製造機」です。 その最大の特徴は、もはや笑ってしまうほどの主砲装填速度と、近づく航空機を瞬時に溶かす対空火力。 レーダー、ソナー、対空防御砲火、修理班と、使える消耗品も盛りだくさん。「一人艦隊」とも呼べるこの多機能な怪物のポテンシャルを、余すところなく引き出していきましょう。

史実と来歴:自動装填装置を備えた最終形

ウースター級軽巡洋艦は、第二次世界大戦の戦訓、特に対空戦闘の重要性を反映して設計された、アメリカ海軍最後の全砲装型軽巡洋艦です。 主砲には新開発の「152mm両用砲」を採用し、これを自動装填装置と組み合わせることで、対艦・対空の両方において凄まじい発射速度を実現しました。 大戦には間に合いませんでしたが、戦後の朝鮮戦争などに参加。その強力な性能は「ジェット機時代の入り口」においても十分に通用するものでした。まさに大艦巨砲主義の最後を飾る、技術の結晶と言えるフネです。

ゲーム内での性能特徴

攻撃面:4秒台で放たれる12門の暴力

ウースターの主砲は152mm連装砲を6基、計12門搭載しています。 特筆すべきはその装填速度です。基本状態で4.6秒という驚異的な速さを誇り、スキルやアップグレードで強化すれば3秒台に突入します。 敵艦に向かって絶え間なくHE弾(榴弾)を送り込み、火災と直接ダメージで削り取ります。 弾道はアメリカ軽巡特有の「超・山なり弾道」。非常に高い島でも飛び越えて攻撃できますが、着弾には時間がかかるため、遠距離の動く敵に当てるのは熟練の技が必要です。

防御面:消耗品のデパート

装甲自体は軽巡洋艦の域を出ず、戦艦砲には無力です。 しかし、ウースターは「修理班」「警戒レーダー」「水中聴音」「対空防御砲火」を全て別スロットで搭載可能です。 特に対空性能はゲーム内最強クラス。対空防御砲火を使えば、Tier 10空母の攻撃隊であっても、投下前に全滅させることが可能です。 自艦だけでなく、艦隊全体の防空の要として機能します。

機動・隠蔽:隠蔽レーダーの恐怖

隠蔽性能は非常に高く、特化すれば被発見距離は約9.8kmになります。 搭載している警戒レーダーの射程が9kmなので、「見つかった瞬間には、ほぼレーダー圏内に敵を捉えている」という状況を作れます。これを「隠蔽レーダー」に近い運用で活かすことで、敵駆逐艦を一方的に発見・撃破することが可能です。 機動性も悪くなく、転舵はスムーズですが、加速は少し重めなので注意が必要です。

艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り

序盤:駆逐艦支援とエリア制圧

高い隠蔽を活かして、重要エリア(キャップ圏内)近くの島裏へ向かいます。 敵駆逐艦が煙幕を使ったり、エリアに入ってきたら「警戒レーダー」の出番です。 ウースターのDPM(分間ダメージ)で捉えられた駆逐艦は、数秒で致命傷を負います。 序盤に敵の「目(駆逐艦)」を潰すことが、ウースターの最も重要な仕事です。

中盤〜終盤:島と一体化せよ

駆逐艦処理後は、安全な島裏から敵戦艦や巡洋艦を燃やし尽くします。 高い弾道を活かし、敵からは見えない位置から一方的に攻撃を加えましょう。 もし空母艦載機が飛んできたら、味方戦艦に寄り添い、最強の対空傘を提供してあげてください。 「ウースターがいる空域には飛びたくない」と敵空母に思わせたら勝ちです。

注意点:開けた場所でのハラキリ

ウースター最大の弱点は、弾速が遅いため、開けた場所での遠距離戦が苦手なことです。 また、装甲が薄いため、平地で見つかると一瞬で港へ送られます。 「島がない場所」はウースターにとっての死地です。常に遮蔽物を意識したルート取りを心がけてください。

おすすめのアップグレード・艦長スキル

最強のDPMと、島裏運用を強化する構成を推奨します。

アップグレード

  • スロット1: 主砲改良1
  • スロット2: 警戒レーダー改良1(または 対空防御砲火改良1。レーダー延長がベターです)
  • スロット3: 射撃システム改良1
  • スロット4: 推力改良1(島裏でのピストン運動に必須です)
  • スロット5: 隠蔽システム改良1
  • スロット6: 主砲改良3(装填速度短縮)

※射程延長(射撃管制室改良2)も選択肢ですが、ウースターの弾道で19km先を狙うのは困難です。デフォルトの射程(16.7km)で十分戦えるため、長所であるDPMを極限まで伸ばす装填特化をおすすめします。

艦長スキル

  • 榴弾の慣性信管 (IFHE): Tier 10戦艦の32mm装甲を貫通するために必須と言って良いでしょう。火災率低下を補って余りあるダメージ効率が得られます。
  • 隠蔽処理専門家: レーダー運用の生命線です。
  • 管理: 豊富な消耗品(レーダー、回復、ソナー、対空)全ての回数を増やせます。効果絶大です。
  • アドレナリン・ラッシュ: 凄まじい装填速度がさらに加速します。
  • 対空・対潜専門家: 空母戦場での防空能力をさらに高めたい場合に。

提督、ウースターが放つ砲弾の雨は、敵にとって絶望そのものです。 対艦、対空、索敵。全てをこなす最強のオールラウンダーとして、チームを勝利へ導いてください! これにてアメリカ軽巡洋艦ツリーの解説、完遂です!