【Ver.15.0】固有アップグレード大規模改修!全12隻の変更点を秘書官が徹底解説

【Ver.15.0】固有アップグレード大規模改修!全12隻の変更点を秘書官が徹底解説

提督、最新の開発情報はもうチェックされましたか? 2025年11月25日に公開された開発ブログにて、Tier X艦艇の固有アップグレード(レジェンダリーモジュール)に関する非常に重要な変更が発表されました。

今回の調整は、単なる数値の増減にとどまらず、艦艇の運用コンセプトそのものに関わる変更も含まれています。 愛用している艦艇が対象になっていないか、私と一緒に確認していきましょう。

なお、これらの変更はアップデート15.0のクローズドテスト段階のものであり、正式実装時には内容が変わる可能性がある点だけご留意ください。

戦艦の変更点

まずは戦艦3隻の調整内容です。全体的に、メリットとデメリットのバランスが見直されています。

クレムリン (Kremlin)

自動主砲装填機構に変更が入ります。 これまでの主砲射程短縮というペナルティに加え、新たに全消耗品の搭載数+1という効果が追加されました。 射程が短くなることで接近戦を強いられるリスクに対し、消耗品を増やすことで生存性を底上げする狙いがあるようです。よりタフに前線を支える運用が求められそうですね。

クリストフォロ・コロンボ (Cristoforo Colombo)

改良型測距儀に明確な下方修正が入りました。 新たに排気発煙装置の搭載数-2というペナルティが追加されています。 これまでは強力な煙幕を比較的気軽に使えましたが、今後はここぞという場面でのみ使用する慎重な判断が必要になります。

レピュブリク (République)

主砲射撃管制所は使い勝手が大きく変わります。 これまでネックだった主砲射程のペナルティが削除されました。 その代わり、新たに火災および浸水の発生時間+15%というデメリットが追加されています。 射程を気にせず戦えるようになった反面、状態異常には打たれ弱くなっています。応急工作班の使い所がこれまで以上に重要になりそうです。

巡洋艦の変更点

続いて巡洋艦4隻です。プレイスタイルの変化を促す調整が目立ちます。

ヒンデンブルク (Hindenburg)

改良型応急工作装置の内容が刷新されました。 主砲修理時間の短縮効果がなくなり、代わりに修理班の動作時間+20%が追加されています。 また、火災消火時間の短縮ボーナスが40%から50%に強化された一方で、浸水復旧時間の短縮は70%から50%へと引き下げられました。 主砲の頑丈さよりも、艦全体の生存力を高める方向へシフトしたと言えます。

ゴーデン・リーウ (Gouden Leeuw)

対艦空襲無線の性質が変わります。 空襲の再装填時間短縮が削除され、代わりに空襲射程+8%および空襲爆撃ダメージ+10%が追加されました。 手数を増やすのではなく、一回ごとの空襲の質と届く範囲を向上させる調整です。より遠くの敵艦に対して、重い一撃を見舞う運用が可能になります。

ペトロパブロフスク (Petropavlovsk)

被帽徹甲弾のペナルティ内容が見直されました。 消耗品の搭載数減少がなくなり、全消耗品の動作時間-25%に変更されています。 また、AP弾ダメージボーナスが10%から7.5%にわずかに低下しました。 レーダーなどの使用回数は確保されますが、効果時間が短くなるため、一瞬の好機を逃さない集中力が試されそうです。

エルビング (Elbing)

自動砲および燃料システムにペナルティが追加されました。 新たに主砲射程-8%という効果が加わっています。 遠距離からの投射能力が強力すぎたため、交戦距離をある程度制限する意図があるようです。立ち回りの距離感を再調整する必要があるかもしれません。

駆逐艦の変更点

最後に駆逐艦5隻です。特化性能をより尖らせる調整が多く見られます。

デアリング (Daring)

名称が強化型魚雷装填機構に変更され、性能がガラリと変わります。 隠蔽ボーナスが5%から10%に強化されましたが、魚雷ダメージボーナスは削除されました。 さらに主砲再装填時間+12%(悪化)と魚雷雷速+15%が追加されています。 得意の砲撃戦能力を犠牲にして、雷撃と隠蔽に特化した艦艇へと生まれ変わることになります。

ハルグモ (Harugumo)

追加発煙装置が純粋に強化されました。 新たに主砲再装填時間-6%の効果が追加されています。 煙幕内での投射量がさらに向上するため、特に単独で動く際の制圧力が上がっています。

グロザヴォイ (Grozovoi)

主砲自動装填機のペナルティが変更されました。 魚雷装填時間のペナルティが削除され、代わりに被発見距離+5%(隠蔽悪化)となります。 砲撃能力を強化する代償として隠蔽が悪くなるという、砲駆としての性格をより明確にする調整です。

Z-52

魚雷射撃管制システムのボーナス内容が整理されました。 魚雷被発見距離の短縮効果が削除されています。 一方で魚雷雷速ボーナスが5%から12%に強化され、新たに敵弾の最大散布界+5%という防御効果が追加されました。 敵の攻撃を回避しやすくなり、生存性が向上しています。

ユエヤン (Yueyang)

改良型主砲に嬉しいボーナスが追加されました。 最大HP+10%の効果が加わっています。 砲撃力を上げる装備ですが、HPが増えることでレーダー運用時や撃ち合いの際の生存率が上がります。より粘り強く戦えるようになりそうですね。

まとめ

提督、今回の解説はいかがでしたでしょうか。 全体的に、長所を伸ばす代わりに明確な弱点を作る、あるいはコンセプトをより先鋭化させる調整が多い印象です。 まだテスト段階ではありますが、今のうちから新しい環境での戦術をイメージしておくと良いかもしれません。

次回の出撃に備えて、装備の見直しも検討してみてくださいね。 それでは、良き航海を!

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野良提督歴戦の古参ながら、腕前は修行中のエンジョイ勢
WoWS(World of Warships)のクローズドベータテスト(CB)時代からプレイしている古参艦長です。 プレイ歴だけは長いものの、腕前はまだまだ半人前。「楽しむこと」を第一に、日々海戦に繰り出しています。