提督、お疲れ様です!本日は日本 Tier 8 駆逐艦「陽炎(Kagerō)」について解説します。
暁でスピード狂になった提督も、ここで一度冷静になりましょう。 陽炎の最大の武器は、Tier 8駆逐艦の中で最強クラスの「5.4km」という隠蔽性能です。 これは、同格のライバルであるアメリカの「ベンソン」やドイツの「Z-23」よりも先手を取れる数値です。 敵に見つかる前に敵を見つけ、一方的に情報を味方に送り、魚雷を流す。 駆逐艦としての「理想の仕事」を完璧にこなせる、玄人好みの名艦です。
史実と来歴
陽炎型駆逐艦は、ロンドン海軍軍縮条約の脱退後に設計された、日本海軍の主力駆逐艦です。 制限にとらわれず、攻撃力、速力、航続距離の全てを高い次元でバランスさせた設計は、海軍内でも「駆逐艦の決定版」として高く評価されました。 真珠湾攻撃からミッドウェー、そしてソロモンの激戦と、太平洋戦争の主要な海戦のほぼ全てに参加。 多くの姉妹艦と共に戦い、そして散っていった、日本駆逐艦の魂とも言える存在です。
ゲーム内での性能特徴
攻撃面:4連装魚雷とブースターの選択
陽炎は4連装魚雷発射管を2基(計8門)搭載しています。 門数は暁(9門)より減りましたが、1本あたりの威力が高く、射程10kmの魚雷を安定して運用できます。 そして陽炎の大きな特徴として、消耗品「発煙装置」を「魚雷装填ブースター」に変更可能です。 煙幕を捨てるリスクはありますが、ここぞという時に8本×2セットの16射線魚雷を流せる能力は、戦艦を一撃で葬り去る破壊力を秘めています。
防御面:標準的だが煙幕の有無で変わる
HPは平均的です。主砲火力は日駆としては悪くありませんが、DPM(分間ダメージ)で勝る砲撃型駆逐艦(秋月やキッドなど)と撃ち合うと負けます。 煙幕を持っている場合は緊急離脱が可能ですが、ブースター運用の場合は「見つかったら逃げ場がない」ため、極限の緊張感を強いられます。
機動・隠蔽:Tier 8の支配者
陽炎の真骨頂は、特化時5.4kmという隠蔽です。 この数値より隠蔽が良いのは、格下の一部の艦か、同格の姉妹艦(朝潮など)くらいです。 ほとんどの敵に対して「先に見つける」ことができるため、自分から戦闘を仕掛けるか、引くかの主導権を握ることができます。 速力は35ノットと標準的ですが、隠蔽の良さがその足をカバーします。
艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り
序盤:5.4kmの聖域を守る
開幕はCAPエリアや要所に向かいますが、絶対に発砲してはいけません。 5.4kmの隠蔽を活かし、敵駆逐艦を一方的にスポット(発見)し続けましょう。 敵駆逐艦が見つかれば、後方の味方巡洋艦が援護射撃をしてくれます。 「自分は撃たずに、味方に撃たせる」。これが陽炎の最も強い戦い方です。
中盤〜終盤:ブースター運用の決断
もし「魚雷装填ブースター」を装備しているなら、使い所を見極めましょう。 敵戦艦が修理班を使った直後や、狭い水路を通る瞬間がチャンスです。 煙幕がない場合は、航空機に見つかると非常に脆いため、常に味方の防空圏内か、島影に逃げ込める位置をキープしてください。
注意点:レーダー艦には勝てない
いくら隠蔽が良くても、レーダーには無力です。 Tier 8戦場からは、射程10km〜12kmのレーダーを持つ巡洋艦(ボルチモアやチャパエフなど)が増えます。 マップを見てレーダー艦の位置を常に把握し、不用意に近づかないようにしましょう。
おすすめのアップグレード・艦長スキル
最強の隠蔽を活かすための構成です。
アップグレード
- スロット1: 主砲改良1
- スロット2: 機関室防御
- スロット3: 魚雷発射管改良1
- スロット4: 推力改良1(加減速回避のために必須です)
- スロット5: 隠蔽システム改良1(陽炎の魂です。絶対に搭載してください)
艦長スキル
- 隠蔽処理専門家: 最優先です。これがないと陽炎に乗る意味がありません。
- 無線方向探知: 敵駆逐艦の位置を把握し、先手を取るために非常に有効です(4ポイントスキル)。
- 抗堪専門家: Tier 8以降は火力が上がるため、HPの底上げは必須です。
- 雷速向上: 魚雷速度を上げ、命中率を高めます。
提督、陽炎は「見えないこと」こそが最大の攻撃であることを証明する艦です。 5.4kmの絶対領域を支配し、敵を恐怖の渦に巻き込んでください!


















