★ 超戦艦薩摩

提督、お疲れ様です！本日は日本の超戦艦（Tier 11相当）「薩摩（Satsuma）」について解説します。

Tier 10の大和や敷島でさえ、敵にとっては恐怖の対象でした。しかし、この薩摩はそのさらに上を行きます。主砲は510mm連装砲を4基、計8門。敷島（6門）よりも手数が多く、さらに超艦艇だけの特殊能力「修正射撃（Fキー）」を発動すれば、散布界が極限まで縮小し、遠距離の敵艦を一撃で消し飛ばすことができます。 WoWSにおける火力の頂点、その圧倒的なスペックを私と一緒に紐解いていきましょう。

1 史実と来歴：大和を超える「超大和」の完成形
2 ゲーム内での性能特徴
3 艦長へのアドバイス：戦場での立ち回り
4 おすすめのアップグレード・艦長スキル
- 4.1 アップグレード
- 4.2 艦長スキル

史実と来歴：大和を超える「超大和」の完成形

薩摩は、史実における「超大和型戦艦（A-150計画）」の拡大発展版としてデザインされた、WoWSオリジナルの超艦艇です。史実のA-150計画では51cm砲連装3基（敷島スタイル）などが検討されていましたが、薩摩はさらに船体を巨大化させ、連装4基8門という夢のような重武装を実現しています。艦名は、かつての薩摩国（現在の鹿児島県西部）に由来し、日本海軍初の準弩級戦艦「薩摩」の名を受け継ぐ、伝統ある名前です。その巨大な船体は、帝國海軍が夢見た大艦巨砲主義の極致と言えるでしょう。

ゲーム内での性能特徴

攻撃面：510mm砲と「修正射撃」

薩摩の最大の武器は、510mm連装砲 4基8門です。敷島と同じく、圧倒的な貫通力と単発ダメージを持ち、もちろん32mm強制貫通が可能です。そして、超艦艇最大の特徴である「修正射撃（戦闘指令）」を持っています。主砲を敵に命中させてゲージを溜め、「Fキー」を押すと発動。一定時間、主砲の最大散布界が大幅に縮小（-35%）されます。この時の精度は異常なレベルで、20km先の敵戦艦のバイタル（防郭）をピンポイントで撃ち抜くことが可能です。「ここぞ」という場面でスイッチを押し、必殺の一撃を叩き込む。この快感は薩摩でしか味わえません。

防御面：圧倒的なHPと巨大な的

HPは11万を超え、まさに浮沈要塞と呼ぶにふさわしいタフネスを誇ります。対水雷防御も高く、装甲も大和譲りの堅牢さです。しかし、船体がとてつもなく巨大です。敵からすれば「外す方が難しい」ほどの大きさであり、遠距離からでもHE弾の雨を浴びせられ、常に燃やされ続ける運命にあります。また、大和型特有の弱点である「ほっぺた（バイタル形状）」も健在なので、角度には細心の注意が必要です。

機動・隠蔽：動く島

機動性は、その巨体を考えれば「悪くはない」レベルですが、絶対的な数値としては鈍重です。旋回半径は非常に大きく、一度転舵すると速度がガクンと落ちます。隠蔽性能は最悪です。マップのどこにいても見つかるレベル（特化しても14km台）なので、隠蔽に入って回復するという行動が取りにくいです。

艦長へのアドバイス：戦場での立ち回り

序盤：修正射撃ゲージを溜める

開幕は遠距離戦です。隠蔽が悪く、すぐに敵に見つかるため、集中砲火を受けない位置（18km〜22km）から攻撃を開始します。まずは通常射撃で敵戦艦や巡洋艦に弾を当て、修正射撃のゲージを溜めましょう。ゲージが溜まったら、甘い動きを見せた敵（横を向けた艦や、停止している艦）に対してFキーを発動し、必殺の精密射撃をお見舞いします。

中盤〜終盤：ヘイトの塊として耐える

薩摩の存在感は抜群です。敵は「薩摩を沈めないと全滅する」と知っているため、全力で撃ってきます。その膨大なHPを使って敵の攻撃を受け止めつつ、味方の巡洋艦や駆逐艦が動きやすい環境を作りましょう。ただし、孤立は厳禁です。巨大すぎて魚雷や空襲を避けきれないため、常に対空・対潜支援を受けられる位置にいることが重要です。