TierⅨ 戦艦 出雲

TierⅨ 戦艦 出雲

提督、お疲れ様です! 本日は日本 Tier 9 戦艦「出雲(Izumo)」について解説します。

まず目を引くのは、主砲塔3基がすべて艦の前方に集められた、このユニークなスタイルでしょう。 「後ろに撃てないじゃないか!」と敬遠されることもありますが、この配置こそが出雲の強さの秘密です。 敵に艦首を向けたまま、全火力の9門を投射できる防御的な姿勢。そして何より、日本戦艦随一の「弾速と貫通力」。 一度使いこなせば、その信頼性の高さにきっと驚くはずです。

史実と来歴:大和型へのプロトタイプ「A-140」

出雲は、史実では建造されなかった計画艦です。 大和型戦艦を建造するにあたり、数多くの設計案(A-140計画)が検討されましたが、その中の「主砲を前部に集中配置する案(J2案など)」がこの出雲のモデルです。 イギリスの「ネルソン級」に影響を受けたこの配置は、バイタルパートを短くまとめて防御効率を高めるための工夫でした。 いわば、大和が生まれる過程で枝分かれした「もう一つの最強戦艦」の姿なのです。

ゲーム内での性能特徴

攻撃面:超・高初速の「41cmレールガン」

主砲は410mm三連装砲を3基9門搭載しています。 長門や天城と同じ41cm砲ですが、中身は別物です。 弾速が非常に速く、弾道が低伸する「高速徹甲弾(レールガン)」となっており、遠距離の敵戦艦の装甲を容易に貫通します。 偏差射撃(見越し)が非常にやりやすく、逃げる巡洋艦にもバシバシ当たります。 また、第3砲塔が後ろ向きに回転するため、前方集中配置の割には後方への射角も意外と悪くありません。

防御面:鉄壁の艦首と小さな上部構造物

出雲の防御力は極めて高いです。 艦首を敵に向けていれば、同格戦艦のAP弾をほぼ無効化できます。 さらに、かつての弱点だった上部構造物が非常に小さく、かつ甲板装甲が厚いため、HE弾スパム(榴弾の雨)に対する耐性も高いです。 大和のような「ほっぺた(弱点)」もないため、近距離戦でも角度さえ気をつければ非常にしぶとく生き残ります。

機動・隠蔽:巨体だが足はある

速力は28ノットと、このサイズの戦艦にしては十分な速さを持っています。 ただし、船体が非常に長く、旋回半径は大きいです。 魚雷を見つけてから避けるのは難しいため、ソナーや味方の視界支援が重要になります。 隠蔽性能は巨体ゆえにそこまで良くありませんが、交戦距離が長いため致命的ではありません。

艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り

序盤:遠距離スナイプで削る

出雲の主砲は精度と弾速が良いため、序盤は遠距離戦が最も輝きます。 20km近い距離からでも、敵巡洋艦のバイタルを抜くことが可能です。 敵に対して艦首を向け、防御姿勢をとりながら、甘い動きをした敵を確実に罰していきましょう。

中盤〜終盤:動く要塞として圧力をかける

中盤以降は、その高い防御力を活かして前線の壁(タンク役)になります。 ただし、「止まって撃つ」のは厳禁です。 出雲は側面が長いため、止まっていると敵の駆逐艦に魚雷を合わされやすくなります。 微速でも良いので常に動き続け、敵に的を絞らせないようにしてください。 第3砲塔の射角を活かし、少し船体を振って全門斉射し、すぐに艦を立てる「首振り運動」が基本テクニックです。

注意点:後ろを取られないこと

主砲が前にあるため、真後ろに敵に入られると反撃手段が副砲しかなくなります。 敵の駆逐艦や快速戦艦に回り込まれないよう、常にミニマップで敵の位置を把握し、退路を確保しておきましょう。

おすすめのアップグレード・艦長スキル

長所である主砲精度と、生存性を盤石にする構成を推奨します。

アップグレード

  • スロット1: 主砲改良1
  • スロット2: ダメージコントロールシステム改良1
  • スロット3: 射撃システム改良1(精度をさらに高めます。必須です)
  • スロット4: 操舵装置改良1(またはダメージコントロールシステム改良2)
  • スロット5: 隠蔽システム改良1
  • スロット6: 主砲改良3(装填速度短縮。DPMを上げ、撃ち合いに勝ちます)

艦長スキル

  • 緊急修理専門家: 必須スキルです。継戦能力を高めます。
  • 防火の専門家: 巨大な船体を火災から守るために重要です。
  • 隠蔽処理専門家: 生存性の向上と、位置取りのために。
  • グリスアップ: 砲塔旋回を助けます。
  • アドレナリン・ラッシュ: タンク役としてダメージを受けることが多いため、効果が高いです。

提督、出雲は「大和までの通過点」で終わらせるには惜しい名艦です。 その信頼性の高い主砲と装甲は、貴方の艦隊の不動のセンターとして活躍してくれるはずです。 さあ、この鉄壁の要塞で、敵艦隊を正面から粉砕してやりましょう!