提督、グーテン・ターク! 本日はドイツ Tier 2 巡洋艦「ドレスデン(Dresden)」について解説します。
この艦の最大の特徴は、何と言っても「止まらない連射」です。 主砲の口径こそ小さいものの、次弾装填があまりにも速いため、トリガーを引きっ放しにしているだけで敵艦を火だるまにできます。 史実では逃亡劇で名を馳せた艦ですが、ゲーム内ではその手数で敵を追い詰める「攻め」の艦。 爽快感抜群のドレスデンの扱い方を、私と一緒に見ていきましょう。
史実と来歴:フォークランドの生き残り
ドレスデンは、第一次世界大戦前に建造されたドイツ帝国海軍の小型巡洋艦です。 この艦の名を有名にしたのは、第一次世界大戦中の劇的な逃避行でしょう。 アルゼンチン沖でのフォークランド沖海戦において、ドイツ東洋艦隊が壊滅する中、唯一その駿足を活かして脱出に成功。 その後、南米のフィヨルドや島々の迷路に隠れながら、数ヶ月にわたってイギリス海軍の追跡をかわし続けました。 最後はチリのファン・フェルナンデス諸島で追い詰められ自沈しましたが、その粘り強さと神出鬼没ぶりは「伝説の巡洋艦」として語り継がれています。
ゲーム内での性能特徴
攻撃面:ドイツ特有の「魔法のHE弾」
主砲は105mm単装砲を10基搭載しています。 口径はTier 1のハルマリン(128mm)より小さくなっていますが、その分装填速度が極めて高速です。 さらに重要なのが、ドイツ艦特有の「HE弾(榴弾)の貫通力優遇」です。 通常、この口径のHE弾は敵の装甲に弾かれやすいのですが、ドイツ艦は計算式が優遇(口径の1/4まで貫通)されているため、26mm厚の装甲まで貫通できます。 これはTier 2〜3の戦場において、ほぼ全ての敵艦(戦艦含む)の装甲をHE弾で直接削れることを意味します。 「小口径だからダメージが出ない」なんてことはありません。撃てば撃つだけダメージが入る、恐ろしい弾幕艦なのです。
防御面:防護巡洋艦の構造
防御面は「防護巡洋艦」の特性を持っており、海面付近にあるバイタルパート(防郭)は傾斜した装甲甲板で守られています。 そのため、小口径砲同士の撃ち合いでは比較的しぶとく生き残ります。 ただし、HPは決して高くはないため、戦艦のAP弾などをまともに受けると一気に沈みます。「撃たせて耐える」よりは「撃たれる前に沈める」タイプです。
機動・隠蔽:小回りの利く機動性
速力は24ノットと、このTier帯では平均的ですが、旋回半径が小さく、非常に小回りが利きます。 島と島の間を縫うように移動したり、敵の魚雷を急転舵で回避したりする動きが得意です。 史実で狭い水路を逃げ回ったドレスデンの機動性は、ゲームでも健在です。
艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り
序盤:HE弾の雨を降らせる
ドレスデンの弾道は山なり(ふんわりと飛ぶ)なので、島の裏側から敵を撃つ芸当も可能です。 序盤は射程内の敵に対し、ひたすらHE弾を連射しましょう。 前述の貫通力優遇のおかげで、敵戦艦の船体だろうが甲板だろうが、お構いなしにダメージが通ります。 「燃やす」だけでなく「削り切る」ことができるのが強みです。
中盤〜終盤:駆逐艦ハンターへの転身
連射が速いということは、動き回る駆逐艦への対処も得意だということです。 中盤以降、敵の駆逐艦が見えたら優先的にターゲットしてください。 数秒おきに着弾するHE弾は、装甲の薄い駆逐艦にとって悪夢そのもの。あっという間に撃沈することができます。
注意点:魚雷はない
ドイツ艦といえば魚雷のイメージがあるかもしれませんが、Tier 2のドレスデンには魚雷が搭載されていません。 接近戦で戦艦を一撃で葬る手段はないため、あまりに近づきすぎると危険です。 常に一定の距離を保ち、主砲で削り殺す戦法を徹底してください。
おすすめのアップグレード・艦長スキル
自慢の連射力とHE弾を活かす構成を推奨します。
アップグレード
- スロット1: 主砲改良1(手数が命です。主砲を守りましょう)
艦長スキル
- 火災誘発: 圧倒的な弾数を活かし、敵戦艦を火だるまにします。
- グリスアップ: 激しい機動戦でも砲塔が追いつくようにします。
- 消耗品技術者: (※まだ消耗品は少ないですが、将来を見越して取っておくのも良いでしょう。あるいは敵弾接近警報で生存性を高めるのもおすすめです)
提督、ドレスデンの弾幕は一度体験すると病みつきになる爽快感があります。 小さな主砲から繰り出されるドイツの技術力を、存分に敵艦隊へ叩き込んでください!

















