提督、Hello! 本日はアメリカ Tier 4 巡洋艦「フェニックス(Phoenix)」について解説します。
Tier 3の「セントルイス」でドッシリとした戦い方を覚えた提督にとって、このフェニックスへの乗り換えは少し衝撃的かもしれません。 なぜなら、この艦は「装甲を捨てて、翼(速力)を手に入れた」からです。 撃たれれば脆いですが、当たらなければ最強。そんなスリリングな機動戦の世界へ、私と一緒に飛び込みましょう!
史実と来歴:オマハ級への架け橋
フェニックスは、後に続く名艦「オマハ級軽巡洋艦」の設計案の一つ(プロトタイプ)として計画された艦です。 1910年代後半、アメリカ海軍は「高い速力」と「偵察能力」を持つ新型巡洋艦を求めていました。その過程で生まれたデザインの一つがこのフェニックスであり、史実では建造されませんでしたが、その遺伝子はオマハ級へと確かに受け継がれました。 ゲーム内では、古き良き防護巡洋艦の時代から、近代的な軽巡洋艦へと進化する過渡期の姿を体験することができます。
ゲーム内での性能特徴
攻撃面:長射程と、ついに手に入れた「魚雷」
フェニックスの主砲は152mm単装砲を10基搭載しています。 特筆すべきは射程の長さです。射撃管制装置を改良すれば、同格の巡洋艦をアウトレンジ(射程外から一方的に攻撃)できるほどの長さを持ちます。 そして、この艦からついに魚雷が装備されます! 射程は短いものの、接近戦での強力な切り札となります。「主砲だけだと思って近づいてきた敵駆逐艦を魚雷で返り討ちにする」という芸当が可能になりました。
防御面:巨大なバイタルパートに注意
「不死鳥」という名前ですが、防御力に関しては非常に儚(はかな)いです。 装甲は薄く、特に船体中央部のバイタルパート(防郭)は海面上に露出しており、被弾面積も広めです。 敵戦艦はもちろん、同格巡洋艦のAP弾でも、横を向けていれば簡単にバイタルを抜かれて轟沈してしまいます。「当たる=ダメージ」と心得てください。
機動・隠蔽:劇的な進化を遂げた速力
前級から最も進化したのが機動力です。 最高速力は35ノットに達し、戦場を快適に走り回ることができます。 この速力を活かし、有利な位置を素早く確保したり、危険を感じたら即座に逃げ出したりすることが生存への鍵となります。
艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り
序盤:距離を保って引き撃ち
装甲が薄いため、序盤から前に出過ぎるのは厳禁です。 自慢の長射程を活かし、敵艦隊から離れた位置(12km〜14km付近)で戦いましょう。 敵に艦尾を向け、逃げながら撃つ「引き撃ち(カイト)」の姿勢を基本とします。速度があるため、引き撃ちに入れば敵弾をヒラヒラと回避することが容易です。
中盤〜終盤:駆逐艦狩りと陣地転換
足が速いため、戦況に応じて手薄な方面へ応援に行くことができます。 中盤以降は、孤立した敵駆逐艦をその連射力で狩りに行ったり、戦艦の射線が切れている場所からクロスファイアを仕掛けたりと、遊撃手として動き回りましょう。 魚雷はあくまで「護身用」です。無理に当てに行こうとして敵に突っ込むと、魚雷を撃つ前に沈められてしまうので注意してください。
注意点:転舵中の腹は見せない
フェニックスは船体が比較的長いため、転舵した際に敵に晒す面積が大きくなります。 敵がこちらを狙っている時に大きく舵を切ると、絶好の的になってしまいます。 転舵は「敵が撃った直後」か「隠蔽状態に入ってから」行うのが鉄則です。
おすすめのアップグレード・艦長スキル
脆さをカバーし、機動力と火力を活かす構成を推奨します。
アップグレード
- スロット1: 主砲改良1
- スロット2: 機関室防御(装甲が薄い軽巡洋艦にとって、足が止まるのは死を意味します。必須級です)
艦長スキル
- 優先ターゲット(または敵弾接近警報): 何隻から狙われているかを知ることで、引き撃ちに移るタイミングを判断できます。
- アドレナリン・ラッシュ: ダメージを受けやすい艦なので、HPが減ってからの火力アップは恩恵が大きいです。
- 管理: まだ回復はありませんが、将来的に消耗品が増えるアメリカ巡洋艦のために取っておくのも手です。
提督、フェニックスは「撃たせずに撃つ」という巡洋艦の基本を教えてくれる素晴らしい先生です。 その翼(速力)を使いこなし、戦場という空を自由に飛び回ってくださいね!


















