TierⅡ 巡洋艦 CHESTER

TierⅡ 巡洋艦 CHESTER

提督、Hello! 本日はアメリカ Tier 2 巡洋艦「チェスター(Chester)」について解説します。

このTier帯になると、日本やドイツの巡洋艦は「魚雷」を搭載し始め、一発逆転のロマンを追い求めます。 しかし、我らがチェスターに魚雷はありません。あるのは「主砲」と「装甲」のみ。 「小細工なしで撃ち勝つ」という、アメリカ海軍らしいマッスルな戦い方を、私と一緒に学んでいきましょう。

史実と来歴:偵察巡洋艦のパイオニア

チェスターは、1900年代初頭にアメリカ海軍が建造した「偵察巡洋艦(Scout Cruiser)」です。 当時の艦隊決戦思想において、戦艦部隊の目となる高速艦が必要とされ、その役割を担うために生まれました。 煙突が4本並ぶクラシックな外観は、当時の蒸気機関の歴史を感じさせます。第一次世界大戦では船団護衛などに従事しており、古いながらも激動の時代を生き抜いた名艦です。

ゲーム内での性能特徴

攻撃面:152mm砲の乱れ撃ち

チェスターの最大の特徴は、Tier 2にしては口径の大きい152mm単装砲を搭載していることです。 船体の側面にズラリと並んだ砲門のおかげで、片舷指向門数が多く、強力な弾幕を張ることができます。 特筆すべきはAP弾(徹甲弾)の威力です。同格の巡洋艦が横を向けていれば、バイタル(防郭)を次々と貫通し、あっという間に沈めることができます。 ただし、魚雷は搭載していません。接近戦での決定打(一撃必殺)を持たないため、主砲を確実に当て続ける技術が求められます。

防御面:防護巡洋艦の堅牢さ

チェスターは「防護巡洋艦」という古い分類の艦ですが、ゲーム内ではこれがメリットになります。 バイタルパートが海面付近、または海面下に配置されており、さらに特殊な装甲配置(防護甲板)によって守られているため、バイタルを非常に抜かれにくい構造になっています。 HPも高めなので、真正面からの撃ち合い(ダメージレース)には滅法強いです。

機動・隠蔽:速度は早いが旋回は慎重に

最高速力はTier 2としては比較的優秀で、戦場を素早く移動できます。 しかし、船体が細長いためか、転舵半径が少し大きめに感じられるかもしれません。魚雷を避ける際は、早め早めの判断が必要です。

艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り

序盤:AP弾をメインウェポンに

敵との距離が詰まりやすい低Tier戦場では、積極的にAP弾を使用しましょう。 特に敵巡洋艦と対峙した際、チェスターの152mm砲は猛威を振るいます。 敵が防御姿勢(縦向き)をとっている時や、駆逐艦相手にはHE弾(榴弾)に切り替えるなど、弾種の使い分けが勝利への近道です。

中盤〜終盤:駆逐艦には要注意

チェスター最大の弱点は、魚雷がないことです。 敵の駆逐艦や、魚雷持ちの巡洋艦(筑摩やドレスデンなど)に肉薄されると、こちらは主砲で削り切るしか対抗手段がありません。 もし至近距離で魚雷持ちと遭遇したら、相手が魚雷を撃つタイミングを見極め、回避を最優先にしてください。体当たり以外で一撃必殺は狙えないので、冷静なエイム力が試されます。

注意点:孤立しない

魚雷がないため、戦艦などの大型艦に対して単独で挑むのは無謀です。 瞬間火力が低いため、味方と協力して十字砲火を浴びせたり、島影を利用して一方的に撃ったりする工夫が必要です。

おすすめのアップグレード・艦長スキル

主砲火力と生存性を高める、スタンダードな構成を推奨します。

アップグレード

  • スロット1: 主砲改良1(主砲が壊れるのを防ぎます。主砲しか武器がないチェスターには死活問題です)

艦長スキル

  • 装填手: AP弾とHE弾を素早く切り替え、チャンスを逃さないようにします。
  • グリスアップ: 乱戦時の砲塔旋回を助けます。
  • 敵弾接近警報: 魚雷がない分、被弾を減らしてHP有利を作ることが重要です。

提督、チェスターは「魚雷に頼らず、自らの腕(主砲)だけで勝つ」という、非常に男前な艦です。 この艦で砲戦の基礎を叩き込めば、どんな巡洋艦に乗っても撃ち負けない強い心が育ちますよ!