提督、本日は日本 Tier 6 巡洋艦「青葉(Aoba)」について解説します。
Tier 5から続く重巡洋艦ツリーの正統進化系であり、非常に整った性能を持つ優等生です。 特に、強力な203mm砲と扱いやすい魚雷射角は、戦術の幅を大きく広げてくれます。 激戦のTier 6帯を生き抜き、勝利を掴むための「青葉型」の戦い方を、私と一緒に分析していきましょう。
史実と来歴
青葉型重巡洋艦は、前級である古鷹型の設計上の不満点を解消するために建造されました。 古鷹型が当初単装砲だったのに対し、青葉型は最初から連装砲塔を搭載して竣工しています。これにより、主砲の運用能力が大幅に向上しました。 史実では、第一次ソロモン海戦(サボ島沖海戦)において、夜戦で連合軍艦隊に壊滅的な打撃を与えた武勲艦としても知られています。その勇猛な姿は、WoWSの海でも健在です。
ゲーム内での性能特徴
攻撃面:前方集中火力の利点
青葉の最大の特徴は、203mm連装砲を前方に2基、後方に1基配置している点です。 全火力の3分の2を艦の前方に集中できるため、敵に向かって姿勢を低く保ったまま(防御姿勢のまま)、高い火力を投射できます。 装填速度も重巡洋艦としては比較的早く、日本艦特有の強力なHE弾(榴弾)と、高威力のAP弾(徹甲弾)を状況に応じて使い分けることで、戦艦から駆逐艦まであらゆる相手に対応可能です。 魚雷も射程10kmと長く、何より射角が後方へ向けて広いため、逃げながら流すのが非常に得意です。
防御面:Tier 6の壁
装甲はTier 5時代より強化されていますが、同格や格上の戦艦(38cm砲以上を持つ艦)に対しては、艦首を向けていても強制貫通されてしまうことがあります。 ただし、側面(バイタル)さえ晒さなければ、巡洋艦同士の撃ち合いには十分に耐えうる防御力を持っています。
機動・隠蔽:軽快なフットワーク
速力は35ノットを発揮でき、戦場を素早く移動可能です。 転舵所要時間も短く、敵の遠距離砲撃を見てから回避行動をとることが容易です。この「避ける力」こそが、青葉の実質的な防御力と言えるでしょう。
艦長へのアドバイス:戦場での立ち回り
序盤:防御姿勢でプレッシャーを
主砲が前方に多いため、無理に側面を晒さなくても火力を出せます。 序盤は、敵に対して艦首を少し斜めに向けた防御姿勢を保ちつつ、前部主砲4門を中心に攻撃を行いましょう。 ただし、前に出過ぎると集中砲火を浴びるので、いつでも反転して逃げられる位置取りを意識してください。
中盤〜終盤:引き撃ち(カイト)の鬼となれ
青葉が最も輝くのは、敵艦隊から逃げながら戦う「引き撃ち(カイト戦法)」の局面です。 後部主砲は1基しかありませんが、逃げることで被弾面積を最小限にし、優れた魚雷射角を活かして追ってくる敵に「置き魚雷」をお見舞いできます。 速力と機動力を活かし、敵を翻弄しながらじわじわと体力を削り取りましょう。
注意点:魚雷を撃つ瞬間の隙
魚雷の射角は優秀ですが、それでも真横近くまで船体を傾けないと発射できない角度があります。 魚雷を撃ちたい欲求に駆られて、敵戦艦の前で不用意に腹を見せるのは厳禁です。魚雷はあくまで「敵が撃った直後」や「隠蔽状態」で流すようにしましょう。
おすすめのアップグレード・艦長スキル
主砲の使い勝手と、回避能力を高める構成を推奨します。
アップグレード
- スロット1: 主砲改良1
- スロット2: 機関室防御(回避盾をする艦にとって、足が止まるのは致命的です)
- スロット3: 射撃システム改良1(精度を高め、遠距離からの着火やAP弾での抜きを狙います)
- スロット4: 操舵装置改良1(転舵時間を短縮し、回避能力をさらに引き上げます)
艦長スキル
- グリスアップ: 日本重巡の宿命である、砲塔旋回の遅さをカバーします。
- 隠蔽処理専門家: 生存性を高め、自分有利なタイミングで交戦を開始するために必須です。
- アドレナリン・ラッシュ: HPが減るほど装填が早くなるため、粘り強く戦う青葉と相性が良いです。
- 敵弾接近警報: 回避行動のトリガーとして役立ちます。
提督、青葉はそのバランスの良さから、乗り手の腕がそのまま強さに直結する素晴らしい艦です。 ソロモンの海を駆け抜けた狼のように、鋭い一撃と素早い離脱で戦場を支配してくださいね!



















